高額教材に注意!

 

●高額教材に注意

最近は高値で教材を売ることによって収入を得ている家庭教師センターが見られます。

本来教材とは、自身の目的にマッチするものを選ぶべきであるし、多くの参考書が販売されている今、家庭教師センターが作った教科書を買う必要はないと考えています。

教材販売を薦められた場合、その中身を良くチェックしてみて下さい。


●教師選抜


1、コースを決める
コースは迷うかもしれませんが、私は高いコースを選んだ方がトータルの費用はむしろ安くなると考えています。
そしてなにより、大切な時間を有用に使うことができます。
その時、家庭教師に何を求めているのかハッキリ伝えましょう。
家庭の目的を最初に教えてくれた方が指導方針が立てやすく、その後のコミュニケーションはスムーズになります。

2、教師が理論を持っているか見極める

本物の家庭教師であれば、教科に対する理論を持っています。
まずは先生の考え方を聞いてみましょう。
曖昧な答えしかできないならば、その人は怪しいです。
この質問は、できれば初回授業よりも前に聞きたいです。

2. 教師が理論を実践できているか

次に確認することは、教師が理論を授業の中で実践できているかどうかです。
これは、体験授業に親も同席することで確認しましょう。
授業を聞いていて、先程の理論が実際の授業の中で活かされているな、と思えれば大丈夫です。

3. 子供との相性を確認する

子供との相性も重要です。
これは授業の終わった後の子供の感想から分かります。
「先生はどうだった?」と聞いてみましょう。
この時、子供が明るく話し出せば大丈夫です。
逆に、暗い表情を見せた場合は要注意です。

結局どうやって決めるといいのでしょう?
これまでの3つの点を確認し、総合的に判断するしかありません。
目的を達成できそうかどうか、総合的に判断してください。


●家庭教師を信用する

家庭教師も決まり、いよいよ授業のスタートです。
ここまで来たら、家庭教師を信用するしかありません。
幾つかポイントを挙げておきます。

1. 授業を監視しない
体験授業は見学したほうがよいですが、実際の授業が始まったら、基本的には見学しないことをおすすめします。
親が見ていると、教師も子供ものびのびと授業できないものです。

2. ジュースやお菓子を出さない

ジュースやお菓子を出されると授業に集中できません。
基本的に、気遣いは不要です。


3. 子供に家庭教師の悪口を言わない

子供に家庭教師の悪口を言うと、子供はその教師を信頼しなくなります。
百害あって一利なしす。
家庭教師を尊敬できない子は、指導内容が身につかないものです。



●目的を達成したら

家庭教師を利用することによって、目的を達成することができた後の話です。
2つの選択肢で迷うことがあると思います。
「終える」か「続ける」か、です。
私は、目的を達成したら家庭教師の利用を終えることをお奨めしています。
家庭教師にはかなりのお金がかかりますし、家庭教師に頼り切るのもどうかと思うからです。
勉強は自分ひとりでするもの。
それが基本だと思うのです。


●終わりに


家庭教師を雇うことに躊躇する方の気持ちは分かります。
お金がかかりますし、その割に本当に効果が出るのかは分かりません。

私から言えるのは、行動すれば変わる可能性もあるが、行動しなければ変わる可能性はない、ということです。
「苦手な科目をどうしたらいいだろう」と悩んでいるだけでは、苦手な科目が克服されることはありません。
家庭教師を雇うか否かに限らず、問題があるのであれば、何かしらの行動をとることが必要です。


 

 

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